業務内容

創業から古紙を回収してきた紙のプロフェッショナルである私たちは、自己循環型の「クローズドリサイクル」を目指し、常に再資源化までを視野に入れて業務に取り組んでいます。このリサイクルは、集めた古紙がより高品質な商品になるよう選別・加工し、再び紙として生まれ変わった製品が人々に使われて、初めて完結するものです。回収と再資源化、それが私たちの仕事の柱です。

再資源化の流れ

回収

7つの拠点でお客さまをサポート

埼玉県と神奈川県の7つの拠点それぞれが、古紙の回収、再資源化を通してお客さまの事業の円滑化や環境活動をサポートしています。

30台以上のトラックでお客様のニーズにあった古紙回収

印刷・製本会社から排出される大量の古紙や、オフィスや一般家庭で不要になった紙の回収など、お客さまに合わせた丁寧な対応ができるようにさまざまな大きさのトラック30台以上が日々回収業務を行っています。

機密情報書類の処理コストを抑え、お客さまの業務をサポート

複数のお客さまのオフィス設置した書類収集ボックスから機密書類を定期的に回収。回収から情報滅 却処理まで一貫して引き受けます。

古紙化
自動工程

ベーラー投入前の設備も充実

袋収集された古紙や紐により縛られた新聞・雑誌などは破袋機や紐取り機で処理し、選別工程に送られます。その他、印刷済みのロール紙を断裁する巻き取り断裁機や書籍の背糊部分を裁落する機械も設置しています。

情報漏洩を徹底的に防止

機密書類は破砕機で破砕し情報滅却処理をした後、250馬力の機械で圧縮して製紙工場に運びます。その後、製紙工場の溶解槽に投入され繊維状にまで溶解されます。
機密書類の情報滅却処理が完了した後は、証明書を発行します。

選別・分別

古紙の価値を高める資源化センターの選別ライン

回収した古紙は選別ラインへ送り、再資源化できないものをプロの目と手で確実に取り除きます。資源となる紙と異物である金属などをていねいに分別することによって、古紙の商品価値はより一層高まります。

圧縮・梱包

ベーラーマシンで効率的に古紙を圧縮・梱包

回収した分別した古紙は、ベーラーマシン(圧縮梱包機)で直方体に圧縮梱包します。富澤ではこのマシンを彩京資源化センターに2基、三芳資源化センターに2基、そして厚木紙資源センターに1基ずつ設置。1日に計740トンもの処理能力を誇ります。

保管

1トンにもなるベールを効率よく保管

プレスした古紙(ベール)は、各センターで出荷まで保管します。スムーズな管理や出荷のために、1トンにもなるベールを隙間なくバランスよく積み上げます。

出荷

製紙メーカーへ出荷し新たな紙の原料へ

出荷先となる製紙メーカーや専門商社へ向けて圧縮梱包した古紙(ベール)を種類別にトラックに積み、出荷します。製紙メーカーでは古紙を原料として新たな紙に生まれ変わり、商社からは海外へ向け、製紙原料として輸出されます。

Check

古紙以外の廃棄物のリサイクルにも対応

古紙以外の取扱品目も豊富な富澤。それを可能にするのは、富澤がこれまでに築いてきた全国各地のさまざまな廃棄物処理業者とのネットワーク。
ネットワークを築く会社はみな、信頼のおける処理とリサイクルのプロフェッショナルです。

Check

福祉施設の方による古紙の仕分け・分別作業委託

古紙回収後、福祉施設の障がい者の方々が古紙の仕分け・分別作業を行い、その売り上げは障がい者の方々の工賃となっています。この仕組みにより障がい者の方々の自立支援に取り組んでおり、資源となった古紙は製紙メーカーへ製紙原料として納品されます。

古紙回収依頼の流れ
古紙回収を希望のお客様はお気軽にお問い合わせください
01
電話・パソコンによる
お問い合わせ
02
古紙リサイクルアドバイザーによる
現物確認
03
回収日や方法等のお打ち合わせと
お見積もり
04
契約と回収、及び
証明書の発行