学校や企業から寄付された古紙を障がい者施設で回収し、製品化する。それを販売して工賃とする。このグリーンサポート運動は、今年で11年目になります。古紙回収という仕事は品質上の失敗が少ないんです。ただし規模を大きくするのは時間と手間がかかります。だから古紙のプロである富澤がバックアップする意味があるのです。スタート当初は、古紙を寄付していただける企業や学校もありません。まさにゼロからのスタートでしたが、先代の社長が「どうせやるんだったら、とことんやれ。グリーンサポート運動で皆さんに給料が払えるようになるまでやれ」と後押
ししていただいたおかげで、給料が払える手前まで来ています。古紙寄付先は523以上となりました。
グリーンサポート運動に参加して仕事をするといつもと違って外に出ていろんな人と会えるので参加している障がい者の方からも好評です。作業時に見せる笑顔から、気持ちの良いものなんだと分かります。この笑顔を見るたびに、この活動に携われていることがうれしく、そして誇りに思います。